ニュース 電子 作成日:2014年12月17日_記事番号:T00054455
ファウンドリー世界最大手、台湾積体電路製造(TSMC)の張忠謀(モリス・チャン)董事長は16日、中国での生産拡大を検討していると明かした。生産品目は最先端の製造プロセスより2世代遅れとし、同社の生産能力全体の1割を超えない範囲と語った。同社は16ナノプロセスが量産に入っており、中国で28ナノプロセスの12インチウエハー工場を設立することを示唆したとみられる。17日付蘋果日報が報じた。
張董事長は、中国での生産拡大はよく考えなければならず、実行するとは限らないとも強調した(16日=中央社)
張董事長は、中国の中芯国際集成電路製造(SMIC)はTSMCの3世代遅れの40ナノプロセスにとどまっており、TSMCが中国に乗り出さなければ、サムスン電子に先を越されると語った。
また、中国は今なら最先端プロセスの2世代遅れで対応できるが、5年後には1世代遅れか同世代が必要になる可能性があると述べた。経済部の規定によると、対中投資は最先端プロセスより1世代以上遅れていなければならない。
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