ニュース 社会 作成日:2014年12月18日_記事番号:T00054465
汚職事件で服役中の陳水扁前総統が病気療養目的で仮釈放を申請した問題で、法務部関係者は17日、「9割以上の確率で仮釈放が認められることになる。許可時期は春節(旧正月)前になる可能性が高い」と述べた。18日付聯合報が報じた。
医療鑑定小委員会は22日に開催予定だ(18日=中央社)
統一地方選後、陳前総統の仮釈放をめぐっては、毛治国行政院長が今月8日、「政府の施政は人道の原則を考慮すべきだ」と述べるなど、政府部内から前向きな発言が目立っている。
羅瑩雪法務部長は同日、仮釈放の是非を判断する医療鑑定小委員会の委員15人に陳前総統サイドから7人の推薦を受け入れることを表明。陳前総統サイドが推薦した委員が仮釈放に賛成するのは確実で、最終的に仮釈放が決定される確率は極めて高くなっている。
一方、17日発売の週刊誌「壱週刊」によると、陳前総統が馬英九総統宛ての書簡を送り、自身を「罪人」「廃人」と呼んでいたと報じた。
総統府は書簡を受け取ったことは認めたが、内容についてはコメントできないと説明した。
これについて、陳前総統の長男、陳致中氏は手紙の書き出しが「この手紙は釈放を求めるために書いているのではない。ここ(刑務所)では廃人、罪人同様に扱われ、発言できる立場にはない」というものだったと説明し、書簡の内容は罪を認めたり、許しを乞うたりするものではないと強調した。
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