ニュース 商業・サービス 作成日:2014年12月18日_記事番号:T00054473
小籠包の有名店、鼎泰豊(ディンタイフォン)が17日、野菜炒めやエビを使用している商品を中心に29品で5~20台湾元(約19~76円)値上げした。値上げ幅が最大だったのは「菠菜百頁(ホウレンソウゆば炒め)」の9.1%で、220元から240元になった。18日付蘋果日報が報じた。
同社は昨年7月にも20品で値上げしており、「蝦仁麺(エビ麺)」「蝦肉蒸餃(エビと豚肉入り蒸しギョーザ)」「蝦仁肉絲蛋炒飯(エビチャーハン)」は2回で12.5~17.6%値上がりした。
同社は17日、値上げの理由として、食の安全問題を受けて実験室の設置に100万元以上、食材の検査費に年間200万元かかる他、食材はトレーサビリティー(生産履歴の追跡)可能な野菜への変更で1~2割高くなり、エビは1キログラム当たり70~80元値上がりしていることを挙げた。
同業の「点水楼」は当面値上げの計画がないことなどから、行政院消費者保護処(消保処)は、調査員を派遣し、もしコスト増に伴わない値上げの場合は、経済部に対応を依頼すると説明した。
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