ニュース 運輸 作成日:2014年12月18日_記事番号:T00054475
スマートフォンアプリを通じた高級リムジンタクシー配車サービス「Uber(ウーバー)」は17日、利用料金を1回当たり上限300台湾元(約1,100円)、2回まで無料とするキャンペーンを実施したところ、申し込みが殺到し、台北市ではなかなか配車されないほどだった。一方、Uberは運輸業の許可が未取得で、車両も運転手も当局に未登録だとして、台北市区監理所は同日、合計85万元の罰金を科した。18日付中国時報などが報じた。
Uberはドイツ、韓国では違法と認定され禁止されている(中央社)
台北市区監理所は、Uberサービス6件を検挙し、1件当たり10万元の罰金を科した他、運転手5人に各5万元の罰金を科した。
Uberは、管轄の当局と話し合うとのみコメントした。
タクシー会社、大都会衛星車隊の謝銘宏協理は、「違法営業が放置されれば合法タクシーが割りを食う。このまま交通部が解決に乗り出さないのなら、業界を挙げての抗議も辞さない」と話した。
ある運転手によると、Uberの保有車両数は現在1,400台。宅配便会社などで勤務し、休日を利用して兼業する運転手が多く、1日の売り上げは5,000元近いという。
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