ニュース 電子 作成日:2014年12月18日_記事番号:T00054481
発光ダイオード(LED)最大手、晶元光電(エピスター)の李秉傑董事長は、12月に入り中国の液晶テレビ向けの緊急受注を少量ながら獲得した他、来年1月は春節(旧正月、来年は2月19日)前の在庫積み増しが見込まれるが、設備稼働率が7~8割に回復するのは来年3月からとの見方を示した。18日付自由時報などが報じた。
李董事長は来年のLED市場について、照明、電子看板(デジタルサイネージ)、バックライトがけん引し、見通しは明るいと述べた。来年世界全体のLED電球出荷は、20億~25億個と今年比倍増、電子看板のLEDチップ使用量はRGB(赤、緑、青)を1セットとした場合、来年は5億セットへと今年の2億セットから増えると予測した。一方、LEDチップ価格については明言を避けた。
今月末に合併する予定の璨円光電(フォルモサ・エピタキシー)については、来年下半期の黒字化、通年売上高は60億台湾元(約230億円)を目指すと説明した。
証券会社は、LED市場の成長と、璨円の買収効果でエピスターの来年売上高は前年比2割増の340億元となり過去最高を更新すると予測した。
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