ニュース 電子 作成日:2014年12月18日_記事番号:T00054483
モノのインターネット(IoT)が急速な発展を見せる中、ファウンドリー業界では、台湾積体電路製造(TSMC)が超低消費電力(ULP)テクノロジー・プラットフォームを整備し、中国・上海松江8インチウエハー工場の生産能力増強を図っている他、中国でも聯華電子(UMC)傘下の和艦科技(HJTC)や中芯国際集成電路製造(SMIC)が8インチ工場の拡充を積極化しており、増産レースが激化している。18日付電子時報が報じた。
業界関係者によると、IoT向け部品に先進的な製造プロセスは不要で、既存技術が利用できる上、大規模な需要が見込めるため多くの半導体メーカーが商機獲得に全力を挙げているという。
TSMCは今年、松江工場の拡充計画を加速させ、単月の生産能力を9万枚から11万枚に拡充。HJTCも同1万1,000枚拡充して6万枚に迫っている。
またSMICは深圳の8インチ工場をIoT向け工場とすることを決定。2015年末までに月産能力を2万枚としたい考えで、今後同社全体の生産能力は天津工場(3万9,000枚)、上海工場(9万6,000枚)を合わせ15万枚を突破する見通しだ。
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