ニュース 金融 作成日:2014年12月19日_記事番号:T00054494
中央銀行(中銀)は18日、理事監事連席会議を開き、政策金利を年1.875%に据え置くことを決めた。2011年第3四半期以来、14四半期連続の据え置きだ。19日付蘋果日報などが報じた。
彭総裁(左2)は、「中銀総裁が最後の公職」と語り、たびたび候補に挙がる行政院長への就任を暗に否定した(18日=中央社)
彭淮南中銀総裁は、台湾経済の需要と潜在的な供給力の差を示す「需給ギャップ」がマイナスで、インフレも緩和するとの予測から、政策金利据え置きを決定したと説明。金融政策は中立的なスタンスを維持し、来年の市場への資金供給を表すM2(現金通貨、預金通貨、定期預金など準通貨の合計)の伸び率目標は2.5~6.5%と語った。
一方、ロシアの通貨ルーブル急落については、今年1~11月の対ロシア輸出は全体の0.43%、輸入は1.35%にすぎないと説明。金融監督管理委員会(金管会)が発表した台湾のロシア向けエクスポージャーは10月末時点で、銀行が307億台湾元(約1,200億円)、保険業は1,502億元で合計1,809億元と多くはなく、リスクは制御可能な範囲内で、台湾への影響は大きくないと強調した。
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