ニュース 食品 作成日:2014年12月19日_記事番号:T00054501
伝統食品の豆乾(圧縮、脱水して味付けした豆腐)などの原料に発がん性リスクが指摘されている工業用着色剤「ジメチルイエロー」が使用されていた事件で、新たに即席麺メーカー、維力食品工業の「維力炸醤麺」「大乾麺老北京炸醤風味麺」の2品目の添付調味料にジメチルイエローが使われたゆばが含まれている可能性があることが判明した。同社は約5万袋を回収する。19日付自由時報が伝えた。

維力の製品を含めた回収量は19日午前時点で4万キログラム以上に上る(18日=中央社)
彰化県政府衛生局の調べによると、維力を含め、製品にジメチルイエローの含有が判明した食品メーカーは67社に拡大した。維力をめぐっては、今年9月に強冠企業が生産した廃油ラード(豚脂)の使用が判明して商品を回収したほか、先月には過去に飼料用油脂を混入させたと疑われるラードを使用していたことも明らかになっている。
一方、ジメチルイエローを含む乳化剤を販売していた芊鑫実業社(台南市)の経営者親子は、検察の取り調べに対し、祭祀(さいし)用に使う金紙(神に供える紙のお金)の光沢を保つのに使われていたのを見て、使用を思い立ったと供述した。
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