ニュース 食品 作成日:2014年12月19日_記事番号:T00054502
台湾雪印と佳格食品(スタンダード・フーズ)が11月に乳幼児向け粉ミルクを同時に値上げしたことについて、公平交易委員会(公平会、公正取引委員会に相当)は18日、現在カルテルと認定する事実は見られないが、依然調査中だと説明した。中央社電などが報じた。
公平会は、両社は粉ミルクの配合変更に伴い、価格設定を変更したとも指摘した(18日=中央社)
行政院消費者保護処(消保処)は、台湾雪印は11月に粉ミルク6品目で4.8~5.1%、佳格食品は3品目で9.4~9.5%値上げし、昨年7月にも同時に値上げしていると指摘。そのため、公平会にカルテル調査を依頼したと説明した。
公平会は、粉ミルクの輸入コスト上昇に加え、ネスレ、アボット、ミード・ジョンソン・ニュートリションなど大手との競争にさらされている上、両社は調達先やブランドの位置付けなどが異なると指摘した。
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