ニュース 社会 作成日:2014年12月22日_記事番号:T00054513
台湾海軍陸戦隊がこのほど、インターネットサービスを契約する中華電信から受け取った請求書には、通常より100万台湾元以上高い利用料金が記されていた。不審に思った軍部が調査したところ、1人の兵士が当直の際、衛星通信を利用したネット環境でアダルトサイトを閲覧していたことが発覚した。
蘋果日報の報道によると、中華電信の海事衛星通信設備のテストを行っていた海軍陸戦隊・烏坵守備大隊(金門県)所属の兵士は昨年11月16日~今年1月16日、夜間の当直勤務に就いた際、業務用のパソコンで衛生を通じたネットを利用し、アダルトサイトを閲覧していた。
同部隊は中華電信と通信データ量に応じて料金が加算される契約を結んでいたため、請求額が一気に膨れ上がったとみられる。
蘋果日報に匿名で投書した別の兵士は、「この兵士に対し訓戒処分2回なんて処分が軽過ぎる。誰かがかばったのではないか」と疑問を呈した。
これに対し陸戦隊は、「兵士が違反を認め、家族が費用負担に同意したため、問題の行為に対する処分としては非常に軽い2回の訓戒で済ませることにした」と説明した。
なお軍部は、実際の通信料を公開していないが、あるネットユーザーは、中華電信の衛生ネット通信の基本料金である「1メガバイト(MB)=205元」から、「1時間に600MBの通信を行えば料金は12万元余りとなり、問題の兵士の当直時間は2~4時間のため、通信料は一度で10万元を超えたはず」と推測している。
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