ニュース 政治 作成日:2014年12月22日_記事番号:T00054517
朱立倫新北市長(国民党副主席)は21日、来年1月17日に投票が行われる同党主席選への立候補を正式に届け出た。現在朱氏以外に立候補の動きはなく、党主席就任が確実視される。22日付聯合報が伝えた。
朱氏は出馬理由について、「国民党が最も挫折し、最も再起が必要な時期にこそ結党精神に立ち返りたい」と強調した(21日=中央社)
今回の国民党主席選は、統一地方選での惨敗を受け、馬英九前主席が辞任したために実施される。朱氏が提出した署名数は、立候補に必要な数の10倍の10万6,809人分に上り、2009年に馬英九総統が党主席に立候補した際に記録した9万2,000人分を上回った。
立候補を受け朱氏は中台関係について、「平和で相互に利益をもたらす状況の下で、利益が少数に利するものであったり、特権が存在したりしてはならず、公平な分配を重視し、被害を受ける側に配慮していく」と述べた。また、中国共産党と開いている「両岸経貿文化論壇(通称・国共フォーラム)」については、継続していく意向を示した。
朱氏はこのほか、最近提唱した議院内閣制導入に向けた改憲論について、「議院内閣制は皆が比較的受け入れ可能な制度だ」と述べ、改めて意欲を示した。
その上で、「選挙権年齢や政党認定のハードル引き下げは与野党で共通認識ができている。不在者投票なども検討に値するもので、台湾の民主主義を深める重点になる」と指摘した。
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