ニュース 公益 作成日:2014年12月22日_記事番号:T00054523
経済部能源局(エネルギー局)と新北市政府は、共同で3,000万台湾元(約1億1,400万円)を投じ、大屯火山群で台湾初となる地熱発電所の商業運転を実現すべく、来年下半期から「四磺子坪」と呼ばれるエリアで掘削を進める計画だ。稼働後は年間6,850万キロワット時(kWh)の発電量が見込め、新北市金山区、万里区の家庭用電力を十分に賄えるという。20日付経済日報が報じた。
能源局によると、四磺子坪は陽明山国家公園に含まれていないため開発規制はなく、能源局は450ヘクタールの用地に出力10メガワット(MW)の地熱発電所建設を計画している。来年下半期に探査のための掘削、16年上半期に発電用の切削を開始する予定だが、資金問題から発電所の建設には民間による投資が必要となるため、早ければ同年下半期に入札方式で投資者を募る計画だ。
なお同発電所の建設コストは約24億元、施工期間は7〜9年とされる。既に台湾汽電共生(タイワン・コジェネレーション)やフィリピン地熱発電大手、エナジー・デベロップメント・コーポレーション(EDC)が投資意欲を示しているという。
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