ニュース 金融 作成日:2014年12月22日_記事番号:T00054525
金融監督管理委員会(金管会)によると、今年9月末現在で、台湾の銀行が海外に開設した拠点は355カ所となり、前年同期に比べ30%増えた。内訳はアジアが262カ所、うち東南アジア諸国連合(ASEAN)は147カ所を占めた。20日付工商時報が伝えた。
金管会は、台湾企業の海外進出を支援するため、台湾の銀行にアジアを中心とする海外進出を促している。
金管会の王儷玲副主任委員は、ASEAN関連のフォーラムに出席し、「政府が台湾企業の海外進出を支援するには、銀行が先行しなければ、中小企業に資金、財務、管理などの分野で支援を行うことができない」と強調した。その上で、ASEAN10カ国のうち9カ国、59カ所に拠点を設けている金融持ち株会社、国泰金融控股(キャセイ・フィナンシャル・ホールディングス)の取り組みなどを評価した。
フォーラムでは、富邦金融控股も国泰金のモデルに倣い、保険子会社の資金を東南アジアの銀行への投資に回す方針を表明した。当面、マレーシア、タイ、フィリピンの銀行をターゲットにしていく。
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