ニュース その他製造 作成日:2014年12月22日_記事番号:T00054527
製紙最大手の永豊餘投資控股(YFY)と傘下のパルプ最大手、中華紙漿(中華パルプ、CHP)が合弁で広東省に設立したパルプメーカー「鼎豊紙業」は、家庭紙生産ラインを建設する計画だ。年産能力は5万トンで、来年末までの稼動開始を予定する。主に華南地域で販売する。コジェネレーション(熱電供給)設備も導入する計画で、総投資額は約6,000万米ドル。20日付工商時報が報じた。
鼎豊紙業はパルプ生産を主に手掛け、計画年産能力は約12万トン。現在フル稼働状態だ。
鼎豊紙業はもともと文化用紙の生産ライン建設を計画していたが、同製品の市況悪化に伴い昨年、家庭紙ライン建設に切り替えた。中華パルプは、同計画は既に認可され、用地を整備中だと説明した。
証券会社は、鼎豊紙業の家庭紙生産ライン建設により、同社は林業、パルプ、製紙の一貫生産体制を築くことができ、コスト低減による競争力、利益向上が期待できると指摘した。
統計によると、中国における家庭紙消費量は昨年約560万トンで、来年は660万トンに増えると予想されている。
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