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北京ダックの全聚徳、台湾で4~6店出店へ


ニュース 商業・サービス 作成日:2014年12月22日_記事番号:T00054528

北京ダックの全聚徳、台湾で4~6店出店へ

 150年の歴史がある北京ダックレストラン、「全聚徳」を運営する中国全聚徳集団の王志強董事長は、今後台湾の主要都市に全聚徳ブランドのチェーン店を4~6店出店し、宮廷料理やデザートの「仿膳飯庄」ブランドの導入も計画していると話した。20日付工商時報が報じた。

 王董事長は、同社は8年前に台湾で登記しており、現在パートナーを模索中で、台湾で早急にレストラン食品会社を設立したいと述べた。

 同社はまず、来年3月に長栄鳳凰酒店(エバーグリーンリゾートホテル、宜蘭県礁渓)で北京ダックを提供する見通しだ。王董事長は、北京と同じ質と量、味を実現するため、現在、皮が薄めで肉厚の台湾の英国チェリバレー種合鴨で試しているところだと語った。

 王董事長は、台湾と北京の人口数は近く、北京で年間140~150万羽売れているのに対し、台湾では100万羽の商機があると予測した。

 同社は「全聚徳」、「仿膳」、「豊沢園」、「四川飯店」などの老舗ブランドを擁し、北京ダックを年間600万羽以上、延べ750万人に提供している。真空パックの北京ダック販売は340万羽。