ニュース 医薬 作成日:2014年12月22日_記事番号:T00054529
国家衛生研究院はこのほど、台湾での医師不足に関するデータを発表し、内科、外科、産婦人科、小児科、救急の5科目で8年後の2022年には5,527~7,445人の医師が不足するとの試算を明らかにした。20日付蘋果日報が伝えた。
このうち、不足が最も深刻化すると見込まれるのが内科の3,099~3,788人。また、産婦人科の場合は、医師の平均年齢が現在は54歳だが、22年には49%が60歳を超え、高齢化問題が浮上するとした。
このため、同院は「8年後には医療システムが医師の不足と高齢化という危機に直面する」と警告した。
同院群体健康科学研究所の熊昭所長は「医師不足は人口の高齢化による医療需要の増加もあるが、医師の労働時間の長さや医療紛争の頻発により、若い医師が5つの主要科目を選択する意欲に深刻な影響が出ている」と指摘した。
台湾のコンサルティングファーム初のISO27001(情報セキュリティ管理の国際資格)を取得しております。情報を扱うサービスだからこそ、お客様の大切な情報を高い情報管理手法に則りお預かりいたします。
ワイズコンサルティンググループ
威志企管顧問股份有限公司
Y's consulting.co.,ltd
中華民国台北市中正区襄陽路9号8F
TEL:+886-2-2381-9711
FAX:+886-2-2381-9722