ニュース 食品 作成日:2014年12月22日_記事番号:T00054530
徳昌食品の豆乾(圧縮、脱水して味付けした豆腐)などの原料に発がん性リスクが指摘されている工業用着色剤「ジメチルイエロー」を含む乳化剤が使用されていた事件で、店頭からの撤去期限が21日午前0時に過ぎた。食品安全衛生管理法に基づき、違反者には最高で2億台湾元(約7億6,000万円)の罰金処分が下される。同日付中国時報が伝えた。
衛生福利部食品薬物管理署(TFDA)によると、問題の乳化剤が使用された商品のリストは、撤去と廃棄処分が完了した4品目が削除される一方、新たに6品目の汚染が確認され、合計で116品目となった。回収量は4万1,915キログラムとなった。
一方、香港の食物環境衛生署食品安全センターは、香港で台湾から輸入された貢丸(豚肉団子)1品目に甘味料「アセスルファムカリウム」が使用されていたにもかかわらず、成分表示がなかったとして、販売中止を求めた。同甘味料は食品への添加自体は認められている。
これについて、台湾のTFDAは「企業名からは該当メーカーが見つからない」とし、各自治体を通じ、問題の商品が台湾で販売されているかどうか確認していると説明した。
香港の食品安全センターは今月6日にも台湾製の豆乾1品目にジメチルイエローが使用されているのが検出されたとして、販売中止を求めていた。
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