ニュース 機械 作成日:2014年12月22日_記事番号:T00054531
工作機械大手、東台精機(東台マシン&ツール)は19日中国・広東省東莞に、先端加工技術やソリューションプランの提供などを行うT−TAC華南サービスセンターを開設した。同社が海外にサービスセンターを設置したのは初めてで、投資額は1,000万台湾元(約3,800万円)以上に上る。20日付工商時報が報じた。
T−TAC華南サービスセンターは、自動車やモジュール、3C(コンピュータ、通信、家電)産業の顧客をターゲットとする。開設式典に出席した厳瑞雄董事長は、ドイツ、日本の工作機械メーカーが中国市場で顧客への加工技術の情報提供など技術サービス部門を強化する中、同社もこうしたニーズに応え、さらなる受注拡大を図りたいとした。今後は、華北でも技術サービスセンターの開設を計画している。
東台精機は、工作機械の中国市場での販売が売上全体の3割を占め、中でもプリント基板(PCB)穿孔機は中国での売り上げが全体の5割を占める。2020年の世界工作機械業界トップ20入りへ向け、中国市場での事業拡大を進める方針だ。
なお、東台精機は台湾では13年4月に、南部科学工業園区(南科)高雄園区内の本部内に同様のサービスセンターを開設している。
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