ニュース 金融 作成日:2014年12月23日_記事番号:T00054548
近距離無線通信(NFC)技術を使ったモバイル決済サービスをTSM(信託サービス事業者)2社が年内に相次いで開始する。23日付工商時報が伝えた。
サービス開始日は、通信キャリア5社と「悠遊カード(イージーカード)」を運営する悠遊卡公司や一部金融機関が出資する群信行動数位科技(ADTC)が25日から、聯合信用カード処理中心(NCCC)系と市中銀行32行などが設立した台湾行動支付が30日からとなる。
このうち、群信には通信キャリア5社に加え、複数の大手クレジットカード発行銀行が出資していることが強みだ。台湾行動支付はiPhoneに搭載された決済機能「アップルペイ」に対応する。
今後の課題は両社間のインターフェースだ。台湾行動支付は中華電信としか提携していないため、銀行は全ての通信キャリアをカバーするため、群信とも提携する必要があるのが現状だ。将来的には2社のプラットフォームの統合が課題になる。
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