ニュース 金融 作成日:2014年12月23日_記事番号:T00054549
中央銀行(中銀)は韓国ウォンなど競争国の通貨が上昇しても、台湾元安誘導で輸出支援を行う方向へ通貨政策を転換し、22日の台湾元相場は前週末に比べ0.114元の元安ドル高となる1米ドル=31.586元にまで下落した。下落幅はアジア通貨で最大の0.36%で、4年3カ月ぶりの安値水準となった。23日付工商時報が報じた。
彭淮南中銀総裁はこれまで、他国通貨の下落に対応し、為替レートを柔軟に運用してきた。これはヤナギの木に弾力があることにちなみ、「ヤナギの木理論」と呼ばれてきた。
ところが彭総裁は先週の中銀理事会で、競争国の通貨が上昇しても、台湾元を安値誘導する新政策を打ち出した。台湾元の年初来の下落率は既に韓国ウォンを上回った。
市中銀行関係者は「中銀の措置は輸出企業に対する大きなボーナスになる」と指摘した。
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