台塑集団（台湾プラスチックグループ）傘下、台湾塑膠工業（フォルモサ・プラスチックス）の１月の売上高は前月比3.2％増、前年同月比33.87％増の174億9,400万台湾元（約590億円）、台湾化学繊維（フォルモサ・ケミカルズ＆ファイバー）は前月比2.6％増、前年同月比64.75%増の237億4,000万元で、両社ともに過去最高の数字を記録した。13日付経済日報が報じた。
台塑の好調は、インドや東欧の新興市場でポリ塩化ビニル（ＰＶＣ）、ポリエチレン（ＰＥ）、ポリプロピレン（ＰＰ）の需要が伸びたことが理由だ。
南亜塑膠（南亜プラスチック）は、エチレングリコール（ＥＧ）価格低下を受け、前年比37.8％増、前月比6.3％減の215億6,000万元だった。台塑石化（フォルモサ・ペトロケミカル）は原油価格の高騰で、前月比0.41％減、前年比67.56％増の795億300万元だった。
