ニュース 自動車・二輪車 作成日:2014年12月23日_記事番号:T00054554
東元電機(TECO)は22日、フィリピンのスービック湾に保有する工場に270万米ドルを投じ、電気自動車(EV)の生産ライン2本を設置することを董事会で決議した。来年第1四半期に生産設備を搬入し、第2四半期に生産を開始する予定だ。ラインの1本で21人乗りの小型電動バスを年間500台、もう1本で5人乗りの電動三輪バイクを同2,000台生産する計画だ。23日付工商時報が報じた。
TECOは今年、マニラ最大の小型バス業者と提携覚書(MOU)を交わしており、来年第1四半期から納車を開始し、その後、管理システムや運賃システムの連携に関するテストを進める予定だ。
TECOによるとフィリピンには「トライシクル」と呼ばれる三輪タクシーが350万台、米軍払い下げのジープに日本製の中古エンジンを搭載して改造した乗り合いタクシー「ジープニー」がマニラ市だけで7万〜8万台走行しており、これらが電動化されれば商機は数百億台湾元(1元=約3.8円)に上ると見込まれる。
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