ニュース 電子 作成日:2014年12月23日_記事番号:T00054558
ノートパソコン受託生産大手、仁宝電脳工業(コンパル・エレクトロニクス)の陳瑞聡総経理は、サーバー、カーエレクトロニクス、モノのインターネット(IoT)などノートPC以外が今後3~5年の成長をけん引し、来年の売上構成比は30%、2016年には35%まで拡大すると予測した。23日付蘋果日報が報じた。
陳総経理は、カーエレクトロニクス部門は安定成長を遂げており、来年の売上高は20億台湾元(約76億円)を突破すると予想した。今年BMWなどから受注しており、売上高は15億元以上、利益は1億~2億元の予測だ。
一方、コンパルが20%出資し、筆頭株主になる産業用コンピューターメーカーの安勤科技(Avalueテクノロジー)については、コンパルから今後技術や調達リソースを提供する考えだ。コンパルも産業用コンピューター部門を設立し、受注することで、来年の売上高は10億~20億元と見込む。
コンパル傘下でセットトップボックス(STB)などを手掛ける鋐宝科技(コンパル・ブロードバンド・ネットワークス、CBN)は、今年の売上高は20億~30億元、利益は2億~3億元の見通しだ。STBも今後、家庭用IoTのプラットフォームとして期待されている。
なお、コンパルが聯宝(合肥)電子科技(LCFC)の持ち株49%を、合弁相手の聯想集団(レノボ)に売却するとの観測について、コンパルは22日、「ある年に売却可能との取り決めがある」と認めた。期限は17年とみられている。
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