ワイズコンサルティング・グループ

HOME サービス紹介 コラム グループ概要 採用情報 お問い合わせ 日本人にPR

コンサルティング リサーチ セミナー 経済ニュース 労務顧問 IT 飲食店情報

台塑集団、リン酸鉄系電池の長園科技に出資


ニュース その他製造 作成日:2008年2月13日_記事番号:T00005456

台塑集団、リン酸鉄系電池の長園科技に出資

 
 台塑集団はこのほど、傘下の台塑生医科技(フォルモサ・バイオメディカル・テクノロジー)を通じ、電池メーカーの長園科技実業(チャンズ・アセンディング)の第三者割当増資を引き受け、1億7,100万台湾元(約5億8,000万円)を出資した。新世代の電気自動車やハイブリッドカーに使われるリン酸鉄系リチウムイオン電池の技術を獲得するのが狙いで、台塑集団による事業多角化の一環だ。13日付経済日報が伝えた。

 台塑企業は今年、長園科技と合弁で少なくとも3億5,000万元を投資し、台湾に新工場を建設する。建設地は林口華亜科技園区(桃園県亀山郷)が有力視されている。新工場計画について、台塑企業は詳細を明らかにしていない。

 長園科技は未公開株取引市場(興櫃市場)に登録された新興企業で、2年前にリン酸鉄系リチウムイオン電池の開発に成功した。同電池の生産技術を持つ企業は世界で同社を含め4社しかなく、残る3社は北米企業。自動車業界でハイブリッドカーの生産機運が高まる中、今後の需要拡大が見込まれている。

 リン酸鉄系リチウムイオン電池は従来のリチウムイオン電池と異なり、過熱や爆発などの安全上の懸念がなく、寿命が長いのが特徴で、高い放電効率を備えている。今後は電気自動車など大電流が必要な製品への応用が期待されている。