ニュース 電子 作成日:2014年12月23日_記事番号:T00054563
中堅ファウンドリー、世界先進積体電路(VIS)はLCD(液晶ディスプレイ)ドライバIC、電源制御ICの安定需要で、来年第1四半期まで受注が満杯だ。モノのインターネット(IoT)関連の制御ICやセンサーの需要急増に伴い、8インチウエハー工場の成熟した製造プロセスが多く利用され、来年もフル稼働が続く見通しだ。3年連続のフル稼働となれば業界初の快挙だ。23日付工商時報が報じた。
ファウンドリー業界では過去10年の間、8インチ工場が新設されていない。IDM(垂直統合型の半導体メーカー)はここ3年、8インチ工場の閉鎖や縮小を相次いで行っている。そのため、今年は8インチの生産能力不足が深刻で、VISが最も恩恵を受けている。台湾積体電路製造(TSMC)や聯華電子(UMC)も受注が満杯だ。
VISは買収した工場でロジックIC生産を加速している他、今月からLCDドライバICの大量出荷も開始した。現在の月産能力2万7,000~2万8,000枚から、来年下半期にも4万枚に引き上げる計画だ。証券会社は、同社の来年売上高は過去最高を更新すると予測した。
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