ニュース 運輸 作成日:2014年12月24日_記事番号:T00054580
台中市長選で当選した林佳龍氏(民進党)は23日、同市で今年7月にバス高速輸送システム(BRT)が導入された後、沿線で渋滞や事故率の上昇が見られるとして、運行体制の見直しが必要だとの認識を示した。24日付中国時報が報じた。
林氏はまず、BRTの当初計画があまりに大雑把で、運行管理センター、車両、運賃収受のシステム統合がなされていないと指摘した。また、BRTの専用レーンや優先通行権を設定した結果、交差点ごとに大渋滞が起きている点も問題視した。
その上で、林氏は「BRTの運行開始後半年で、事故率がかなり上昇した。市長就任後に運行管理センターを視察し、徹底的な検討を行いたい」と述べた。
このほか、BRTの運賃が現在「体験期間」として無料となっていることで、6本の路線のうち開通した藍線(ブルーライン)では毎日の利用客が4万人に上っているとして、今後は有料化が必要だとの認識を示した。
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