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11月商業売上高、前年比0.7%増【図】


ニュース 商業・サービス 作成日:2014年12月24日_記事番号:T00054583

11月商業売上高、前年比0.7%増【図】

 経済部統計処が23日発表した11月の卸売・小売・飲食業界全体の売上高は、前年同月比0.7%増の1兆2,038億台湾元(約4兆5,000億円)だった。4カ月連続での過去最高更新はならなかったが、15カ月連続でのプラス成長は維持した。24日付工商時報などが報じた。

 卸売業は8,311億元で、前年同月比0.3%増にとどまった。ノートパソコン市場の販売下ぶれや、比較対象の前年同月は相次ぐ新車発売で自動車市場が活況を呈していたことが理由だ。

 小売業は3,403億元(前年同月比1.8%増)で、燃料業が原油価格下落により15.8%減の222億元となった一方、総合商品小売業は百貨店などの周年慶(創業祭)セールによって6.1%増の992億元となった。

 飲食業は業者が安心な食材を使った新メニュー開発と店舗展開に努めた結果、前年同月比0.1%増の325億元となった。

 経済部統計処は、12月の商業売上高について、春節(旧正月)に向けた在庫積み増し需要や、クリスマス、年越しイベント等での消費需要により引き続き好調が見込め、通年では過去最高の14兆5,000億元に達すると予測している。