ニュース 石油・化学 作成日:2014年12月24日_記事番号:T00054587
中国鋼鉄(CSC)は23日の董事会で、李長栄化学工業(LCYケミカル、栄化)が高雄市小港区に保有する土地(9,935坪)と建物(建坪1,733坪)を9億3,700万台湾元(約36億円)で買収することを決議した。バイオエタノール工場を建設する計画で、来年に年産能力10万トンの生産ライン稼動を予定する。24日付経済日報が報じた。
両社は既に意向書を交わしており、来月に譲渡手続きを完了する予定だ。
両社は昨年12月、嫌気性細菌技術とCSCの転炉ガスを利用してエタノールを生産するモデル工場の操業を同区で開始しており、既に純度6%のバイオエタノールの生産に成功している。
CSCは、新設する工場はモデル工場より規模を大きくする計画で、現在、実行可能性調査を行っていると説明。早ければ来年にも2期に分けて投資を行い生産ラインを設置する予定だ。製品はガソリン添加剤、工業用アルコールなどとして販売できるという。
なお工場新設に伴う新子会社設立について、CSCはLCYとの合弁または自社全額出資の両方を検討している。
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