ニュース 家電 作成日:2014年12月24日_記事番号:T00054588
市場観測によると、LGエレクトロニクスが初めて仁宝電脳工業(コンパル・エレクトロニクス)に液晶テレビを発注した。32、60、70インチで発注量は100万~200万台とされる。液晶パネルの供給不足を受け、韓国ブランドが生産委託を拡大、その恩恵を受けた格好だ。24日付工商時報が報じた。
陳瑞聡コンパル総経理は先日の業績説明会で、来年は液晶テレビ受託生産で新規顧客が増えると話していた。その際、日米以外の顧客からの受注で、出荷量は20~30%増えると語った。
証券会社は、コンパルの15年液晶テレビ出荷量は500万台に増え、スマートフォンやタブレット端末などのモバイル端末に次ぐ伸びとなると予測した。今年は前年比33%増の400万台の見通しだ。
中国の市場調査会社、群智諮詢(シグマインテル・コンサルティング)によると、来年の世界全体の液晶テレビブランドの出荷台数は前年比17.4%増で、競争が激化する。サムスン電子の出荷計画は5,800万~6,000万台と今年の4,900万台(前年比14.5%増)からさらに増え、LGエレクトロニクスも3,800万台と、今年の3,120万台を大きく上回る。
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