ニュース 電子 作成日:2014年12月24日_記事番号:T00054594
FPGA(フィールド・プログラマブル・ゲート・アレイ)デバイス大手、ザイリンクスはこのほど、20ナノメートル製造プロセスを採用したデバイス「Kintex UltraScale KU040」の量産を開始したと発表した。来年は4種以上の20ナノ「ウルトラスケール」デバイスが量産に入る見通しで、ファウンドリーの台湾積体電路製造(TSMC)、およびパッケージング・テスティング(封止・検査)の矽品精密工業(SPIL)、京元電子(KYEC)が恩恵を受けそうだ。24日付工商時報が報じた。
ザイリンクスは昨年、TSMCと20ナノFPGAデバイスで提携し、共同でオールプログラマブル・ウルトラスケール・デバイスを開発。「Zynq」、「Kintex」、「Virtex」といったFPGAデバイスを相次いで発売し、その後1年にわたる調整期間を経て、このほどKintexが量産に入った。
またザイリンクスとTSMCは昨年、28ナノプロセスによるヘテロジニアス(異種)3次元(3D)IC「Virtex-7 HT」シリーズの量産を開始しており、来年以降はさらに16ナノプロセスでの協力を進める方針だ。
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