ニュース 電子 作成日:2014年12月25日_記事番号:T00054616
パナソニックがプリント基板(PCB)を製造する山梨県の子会社売却を発表し、PCB市場から完全撤退することを受け、エニーレイヤー高密度多層(HDI)基板大手、欣興電子(ユニマイクロン・テクノロジー)、華通電脳(コンペック)、燿華電子(ユニテック・プリンテッド・サーキット・ボード)は来年も生産を拡大する計画だ。25日付工商時報が報じた。
エニーレイヤーHDI基板市場は、パナソニックの撤退で大部分のメーカーが参入に慎重となる一方、携帯電話やタブレット端末への採用が増え、台湾3社は今後も商機拡大が見込める。
ユニマイクロンは24日の董事会で、2015年設備投資予算案106億6,600万台湾元(約400億円)を承認した。3年連続の100億元超えだ。6割以上をIC基板の生産拡大に充て、エニーレイヤーHDI基板のハイエンド製造プロセス向上を図る。
コンペックは、中国・重慶市の新工場が今年9月末に稼働しており、来年第2〜3四半期にも生産能力を倍増する。月産能力25万〜30万平方フィートとなる見通しだ。
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