ニュース 電子 作成日:2014年12月25日_記事番号:T00054618
ファウンドリー大手、聯華電子(UMC)は24日の董事会で、設備投資予算93億4,000万台湾元(約350億円)を決定した。主に南部科学工業園区(南科)の12インチウエハー工場「Fab 12A」で28ナノメートル製造プロセスの生産能力増強に充て、主要顧客の来年の旺盛な需要に応える。25日付経済日報が報じた。
UMCは28ナノプロセス月産能力を第4四半期の1万2,000枚から、来年半ばに2万枚、来年末に2万5,000枚に引き上げる。
UMCは今年下半期、28ナノの多結晶シリコン酸窒化膜(SiON膜)プロセスの良品率が90%以上、高誘電率膜・金属ゲート(HKMG)プロセスは80%以上に上昇した。聯発科技(メディアテック)、クアルコムからの携帯電話用チップの受注が拡大した他、ブロードコム、マーベルからも受注した。
UMCは今年8インチ工場もフル稼働で、来年下半期まで高い稼働率が続く見通しだ。台湾ではこれ以上増産できないので、中国・蘇州市の和艦科技の四半期生産能力を現在の14万枚から18万枚に約3割増やす予定だ。
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