ニュース 電子 作成日:2014年12月25日_記事番号:T00054620
発光ダイオード(LED)パッケージング(封止)最大手、億光電子工業(エバーライト・エレクトロニクス)の葉寅夫董事長は24日、メディアのインタビューに対し、2016年に稼働予定の新工場を計画しており、今後3~5年の投資額は300億台湾元(約1,100億円)もあり得ると語った。単一工場に対する投資としては台湾LED封止業界で過去最高になる。25日付工商時報などが報じた。
葉董事長は、小型の屋内用看板の市場シェアは6割に達し、世界首位だと述べた(24日=中央社)
葉董事長は、来年1月に新工場の建設地が決定し、フル稼働となれば、同社の生産能力は25%増えると語った。初期計画では、工場の敷地面積は1万7,000坪で、17年までに徐々に100億元を投じ、受注状況に応じて、さらに追加投資を行うと述べた。
市場では、生産能力拡大は、エバーライトが受注を確保した証拠とみられている。欧米、中国の屋内用看板を受注したようだ。
また葉董事長は、来年のLED市場は供給過剰になるとみている。ただ、川下のテレビは4K2K高画質化が進み、輝度向上を実現するため、LEDバックライト需要が刺激され、また、LED照明は普及が進み、需要が増えるとの見方だ。
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