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痴漢行為告白の学生リーダー、立委補選出馬を断念


ニュース 社会 作成日:2014年12月26日_記事番号:T00054624

痴漢行為告白の学生リーダー、立委補選出馬を断念

 来年2月7日に苗栗県で実施される立法委員補選に無所属で立候補すると表明した「ヒマワリ学生運動」のリーダーで清華大学社会学研究所の大学院生、陳為廷氏(24)は、過去の痴漢行為を告白したことで波紋が広がったことから、25日夜の緊急記者会見で出馬断念を表明した。26日付蘋果日報が伝えた。


陳氏は記者会見で、出馬断念の理由を5分ほど説明したが、メディアの質問は一切受け付けなかった(26日=中央社)

 陳氏は大学3年生だった3年前、バスに乗っていた際、隣で寝ていた女子大生の胸を触って法的処分を受けたこと、4年生の時にナイトクラブのダンスフロアで女性と不適切な接触を持ったことを告白していたが、その後、陳氏が高校生だった当時、電車内で女性の胸を触っていたことも明らかになり、被害者の女性がマスコミに当時の様子を告白するなど、他にも痴漢行為の前歴がある疑いが強まった。

 陳氏は当初、告白を行った上で出馬を強行する姿勢だったが、世論の強い風当たりを受け、出馬断念に追い込まれた格好だ。

 記者会見で陳氏は「当初自分の過ちを告白したのは、立法委員選に出馬する上で、誠実に認めることが最も基本的な要求と考えたためだ」などと説明した上で、被害者と支持者に何度も謝罪した。