ニュース 運輸 作成日:2014年12月26日_記事番号:T00054627
格安航空会社(LCC)、台湾虎航(タイガーエア台湾)は11月に就航したばかりの台北(桃園国際空港)~バンコク(ドンムアン空港)と台北~チェンマイの両路線を4月から減便する。バンコク線は週7便から6便へ、チェンマイ線は週4便から3便へとそれぞれ1便減らす。26日付中国時報が報じた。
同社広報担当は「桃園空港滑走路の改修工事で、出発便は問題がないが、帰国便の到着時間が取れないため、やむを得ず減便することになった」と説明した。
ただ、業界では台湾~タイ間は供給過剰となっていることや、タイガーエア台湾のバンコク便は復興航空(トランスアジア航空)と時間が近いことなどから、搭乗率が上がっていないと指摘。そのため、同社は片道2,880台湾元(約1万1,000円、税別)などのキャンペーンを打ち出しているが、長期的に見て黒字化達成の目標が遠のくため、減便に踏み切ったとの見方が大勢を占めている。
一方、復興航空傘下のLCC、威航空(Vエア)も桃園~バンコクに今月就航した。広報担当は、現在同便の約8割が予約で埋まっており、タイの観光需要も回復の兆しを見せていることから当面減便の必要はなく、搭乗率次第では増便したいと述べた。
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