ニュース 運輸 作成日:2014年12月26日_記事番号:T00054628
万海航運(ワンハイラインズ)はこのほど、12月末から高雄港~華南~東南アジアの新航路を開設すると発表した。長栄海運(エバーグリーン・マリン)も今月初旬、中国~フィリピンを結ぶ新航路を発表した。東南アジア諸国連合(ASEAN)市場の潜在成長力が期待されている。26日付経済日報が報じた。
万海航運の新航路KCS線は、高雄~アモイ~香港~赤湾(中国・広東省深圳市)~クラン(マレーシア)~シンガポール~ジャカルタを結ぶ。APL(アメリカンプレジデントラインズ)と3,000TEU(20フィートコンテナ換算の積載能力)3隻を共同運航する。
長栄海運の新航路CPH線は、上海~寧波~アモイ~蛇口(深圳市)~マニラ〜上海。アジア航路を専門とする正利航業(CNC)との共同運航だ。
業界関係者は、ASEAN10カ国は世界7番目の経済体で、人口6億人を抱え、将来の消費力は計り知れないと語った。中国の賃金上昇が止まらない中、シンガポールとブルネイ以外は賃金が中国より安いので、将来第2の世界の工場になる可能性があると指摘した。
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