ニュース 電子 作成日:2014年12月26日_記事番号:T00054643
ファウンドリー最大手、台湾積体電路製造(TSMC)がウエアラブル(装着型)端末とモノのインターネット(IoT)の分野に参入するに当たり、▽超低電力消費のロジックノード▽マルチチップインテグレーション▽3次元IC(3DIC)とセンサーの応用拡大──を重視していく可能性が指摘されている。26日付蘋果日報が日系証券会社の情報として伝えた。
日系証券会社は、TSMCがこのほど、中国IC設計業年次総会兼中国・香港IC産業協力発展トップフォーラムで、モノのインターネットの発展動向について説明した内容に基づき、TSMCの参入方向を分析した。
日系証券会社は、モノのインターネットの節点(ノード)に使用される技術は0.5マイクロメートル~40/65ナノメートルまで広範囲に及ぶとした上で、TSMCがロジック技術の分野で、電源管理、センサー、無線接続などの関連チップをパッケージングしたマルチチップインテグレーションに集中することになると指摘した。
センサーに関しては、サムスン電子のスマートフォンに搭載されたセンサーがアップルよりも多く、今後はセンサーハブが外部の環境変化を感知するのが主流になると予想した。
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