ニュース 電子 作成日:2014年12月26日_記事番号:T00054645
中堅通信キャリア、亜太電信(アジア・パシフィック・テレコム)が24日から正式に提供を開始した第4世代移動通信(4G)サービスについて、自社ネットワーク構築にコストをかけず、台湾大哥大(台湾モバイル)とのローミング提携に頼って業界最安プランを打ち出していることに対し、「不公平な競争を生み出している」と同業から抗議の声が上がっている。26日付経済日報が報じた。
同業の指摘によると、亜太電信は自前の基地局を300台しか設置していない上、これを使用していないという(中央社)
既に4G通信キャリア、台湾之星移動電信(台湾スターテレコム)傘下の通信事業者、威宝電信(ビボテレコム)が国家通信伝播委員会(NCC)に亜太電信と台湾大哥大のローミング提携を禁止するよう申し入れた他、中華電信および遠伝電信(ファーイーストーン・テレコム)もNCCに意見表明を行っている。
抗議に対し亜太電信は「当社のやり方は法に沿ったもの」と主張しているが、NCCの虞孝成・副主任委員は「亜太電信のサービスが全て台湾モバイルのネットワークを利用したものであれば問題だ」と語り、調査を行った上で来週にも見解を示すと語った。
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