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台北101の年越し花火、今年は2.3万発


ニュース 社会 作成日:2014年12月27日_記事番号:T00054647

台北101の年越し花火、今年は2.3万発

 毎年大みそかの恒例イベント、台北101のカウントダウン花火は今年、計218秒の間にビルの壁面などから2万3,000発が発射される他、東洋と西洋の文化を融合したテーマ曲がBGMとして使用され、打ち上げを盛り上げる予定だ。


今年は扇型などの伝統的な模様をかたどった花火に加え、「未来」を感じさせる形のものも数多く打ち上げる計画で、見る者に新鮮なイメージを届ける予定だ(台北101リリースより)

 台北101によると今年のテーマは「2015 iSee Taiwan」とし、国際的な注目を集める同イベントを通じて「台湾精神」を世界に知らしめたい考えだ。ショーの演出は今年も世界的に著名なフランスの「グループF」が手掛けた。同グループによる演出は3年連続で、今年のパフォーマンスはより成熟したものとなる見通しだ。

 これまではビルの四方から外へ向けて発射するのみだったが、今年は花火が周囲を旋回しながら上昇していく演出が取られ、過去にはなかった「流動感」のある印象を打ち出すと強調。さらにその他見どころとしては「豊富な色彩」「あふれる祝祭感」を挙げた。

 花火の打ち上げに合わせて流されるテーマ音楽はクラシックの名曲「四季」(ビバルディ)と台湾の民謡を融合させた創作曲が使用されるが、離れた場所で鑑賞する場合もスマートフォンなどで専用アプリ「WOW 101」をダウンロードし、打ち上げ時間に立ち上げておけば自動的に端末から同曲が流れるという趣向も用意している。

 なお31日は夜間から元旦早朝にかけて北中部で気温が11度まで下がるとの予報が出ており、屋外で観賞に出掛ける際は温かい格好が必要となりそうだ。一方、大みそかは自宅でゆっくり過ごすという場合も、外交部関連サイト「Info Taiwan」で打ち上げの様子が中継されるそうなので、年に一度のイベントを楽しんでみてはいかがだろうか。