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米マイクロン、南亜科技と提携交渉か


ニュース 電子 作成日:2008年2月13日_記事番号:T00005465

米マイクロン、南亜科技と提携交渉か

 
 米半導体大手のマイクロン・テクノロジーは、DRAM(記憶保持動作が必要な随時書き込み読み出しメモリー)市場の競争激化を受け、同業者との戦略提携に動いており、市場では同社が南亜科技や独キマンダと合弁や合併を視野に入れた交渉を進めているとの情報が流れている。マイクロンのアップルトン最高経営責任者(CEO)は春節(旧正月)前に南亜科技の幹部を秘密裏に訪問したとされ、提携計画が3月か4月にも具体化するとの観測が出ている。13日付工商時報が伝えた。

 DRAM業界では供給過剰による採算性低下で、業界再編の兆しが現れており、アップルトンCEOもこのほど、「同業との合併により、DRAM市場での主導的地位を強化したい。メモリー産業は生死の境にあり、生産撤退や合併によらなければ市場は健全化されない」と話していた。ただ、南亜科技との接触については一切コメントを避けている。

 南亜科技はキマンダと戦略提携関係にあり、合弁で12インチウエハーメーカーの華亜科技(イノテラ・メモリーズ)を設立しているが、南亜科技は昨年末からマイクロンとの接触も開始したもようだ。