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来年の液晶テレビ市場、「大型・高画質化進む」=MIC【表】


ニュース 家電 作成日:2014年12月27日_記事番号:T00054652

来年の液晶テレビ市場、「大型・高画質化進む」=MIC【表】

 資訊工業策進会(資策会)産業情報研究所(MIC)は26日、来年の世界液晶テレビ市場の動向について、大型化、高画質化がさらに進み、40インチ以上の製品が出荷全体の49%、50インチ以上が全体の17.2%を占めると予測。超高解像度4K2K製品も価格の下落に伴い、市場浸透率が今年の6.2%から13.3%へ2倍に拡大するとの見通しを示した。27日付蘋果日報が報じた。

 

 なお4Kテレビについては特に中国市場において地場6大ブランドが販売に注力している影響で、価格が市場に比べ低くなっており、今年は浸透率が13〜15%に上る見通しだ。

 またMICの洪春暉液晶主任は、テレビの大型化に伴い液晶パネルメーカーが手掛けるテレビ用パネルの平均サイズも2012年の36.9インチから今年は41.4インチに拡大していると指摘。さらに景気の回復も手伝ってパネルの需給バランス安定は来年上半期いっぱい続くとの見方を示した。

 ただ証券会社は、4Kテレビ用パネル価格は今年に入り上昇が続いている上、利益を考慮すれば今後メーカーが値下げする可能性も低いため、来年第1四半期の大幅な出荷増は難しいと指摘している。