ニュース 電子 作成日:2014年12月27日_記事番号:T00054655
ノートパソコン受託生産大手、緯創資通(ウィストロン)は26日、6億台湾元(約22億8,000万円)を上限とする資金を投じ、カーエレクトロニクス製品メーカー、宗盈国際科技(ジョインリンク・インターナショナル・テクノロジー)の株式50~60%を取得し、買収すると発表した。来年中に手続きを完了させたい考えで、董事3席の他、総経理の派遣も視野に入れる。27日付工商時報が報じた。
車載用の液晶ディスプレイ、音響機器、ドライブレコーダーなどを主力製品とする宗盈国際は新車向け市場をターゲットとし、台湾の裕隆汽車(ユーロン・モーター)や中国の上海汽車工業集団、三菱自動車のタイ工場、日産自動車のインドネシア・インド工場などを顧客とする。
ウィストロンは、「宗盈国際は両岸(中台)および東南アジアに広く顧客を抱えており、当社カーエレ事業におけるターゲット市場拡大に有益」と説明。さらに宗盈国際の既存製品にウィストロンが有する車載用液晶パネルモジュール(LCM)、タッチパネル、音響システムなどの技術を結びつければ競争力の向上、受注規模の拡大が期待できるとの見方を示した。
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