ニュース 電子 作成日:2014年12月27日_記事番号:T00054657
半導体パッケージング・テスティング(封止・検査)最大手、日月光半導体製造(ASE)は26日、10月に董事会で決議した4億米ドルを上限とする海外無担保転換社債(ECB)発行による資金調達計画を中止すると発表した。27日付経済日報が報じた。
わずか2カ月で計画を撤回したことについてASEは、「今年度の設備投資規模が大きかったため来年に予定していた投資が既に完了したことが主な理由」と説明。また、来年の市況が予測されたほど楽観できず、新たな需要増が見込めないため、積極的に生産能力を拡充する必要がなくなったことも理由に挙げた。ただ「来年、市況の好転が確認できればECBを発行する可能性もある」と強調した。
ASEの今年の設備投資額は約291億台湾元(約1,100億円)で、来年は200億元を予定している。
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