ニュース 政治 作成日:2015年1月5日_記事番号:T00054676
馬英九総統は元日の1日、「和解・協力・平和」と題する新年の祝辞を発表した。国民党が惨敗した昨年の統一地方選挙では、馬政権と若い世代の民意との乖離(かいり)が明らかになったが、馬総統は青年世代や社会的弱者グループ、労使対立、都市と地方の格差、貧富の格差などの問題により配慮し、市民の声により直接的かつ効果的に対応していきたいと抱負を語った。1日付経済日報が報じた。
馬総統は大みそかの12月31日、台東県の養護施設を訪れ、児童らにマフラーをプレゼントした(31日=中央社)
また、台湾は現在、内外の多くの課題に直面しているとして、与野党は共通の利益のために和解を進めなければならないと述べ、与野党協力がうまくいかないことは就任以後でもっとも残念なことだと述べた。
一方、次期国民党主席への就任が有力視される朱立倫新北市長は3日、統一地方選の惨敗に触れ、現在の政策は孫文の「民が保有し、民が治め、民が享受する」および「自由、民主、均富」の理念に背いているとして馬総統を暗に批判した。その上で、国民党にとって最大の問題は若い世代の共感を得られていないことで、新世代の新たな人材を育成しなければ同党に未来はないと危機感をにじませた。
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