ニュース 電子 作成日:2015年1月5日_記事番号:T00054692
5日付電子時報によると、東芝が台塑集団(台湾プラスチックグループ)傘下のDRAMメーカー、南亜科技(ナンヤ・テクノロジー)に10億米ドルを出資し、戦略提携を結ぶことを申し入れたとの観測が出ている。DRAMの安定した調達先を確保することが目的で、今年第1四半期中に実現するか否かが確定するとされるが、南亜科技は観測に対しコメントを控えている。
現在、DRAM技術は世界でサムスン電子、SKハイニックス、マイクロン・テクノロジーの3陣営のみが保有する状態となっているが、サムスンは傘下で各種末端製品の生産を行っていることなどから、多くのブランドメーカーは今後、DRAMやNAND型フラッシュメモリーチップの調達に懸念を抱いていると電子時報は指摘する。
こうした中、東芝は30ナノメートル製造プロセスから20ナノプロセスへの移行に巨額の資金を必要としている南亜科技との提携に意欲を示しているとされる。業界関係者によると、東芝は南亜科技に10億米ドルを出資する、または生産設備を購入し、南亜科技に生産を委託する方式での提携を検討しているとされる。
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