パソコン大手、宏碁（エイサー）は５日、米国で６～９日に開催される国際家電見本市、コンシューマー・エレクトロニクス・ショー（ＣＥＳ）の先行イベントで、グーグルのＯＳ（基本ソフト）「クロームＯＳ」搭載ノートＰＣ「クロームブック15」を披露する。ディスプレイサイズは業界初の15.6インチで、クロームブックに多い13.3インチから約17%拡大した。中時電子報が４日報じた。
クロームブック15は２×２ＭＩＭＯ対応のWi−Fiアンテナを内蔵し、通信速度を３倍引き上げた（４日＝中央社）
エイサーの高樹国ノートＰＣ事業群総経理は「当社はクロームブック市場でシェア約４割を持つ。クロームブックの大画面化をリードしていきたい」と語った。
エイサーはクロームブック15に初めてインテルの「第５世代コアｉ３」と「セレロン」の最新プロセッサーを搭載。ディスプレイはハイビジョン（ＨＤ）版とフルＨＤ版の２種を用意する。
この他、エイサーは台湾で先月発表した第４世代移動通信システム（４Ｇ）対応スマートフォン「リキッドジェイドＳ」（５インチ）と４Ｇ入門モデル「リキッドＺ410」（4.5インチ）なども披露する予定だ。
