ニュース 金融 作成日:2015年1月6日_記事番号:T00054701
年始連休明けの5日の台北外国為替市場で、台湾元相場は前日比0.287元の米ドル高元安となる1米ドル=32.005元で取引を終え、4年4カ月ぶりに32元を割り込む元安水準を付けた。1日当たりの下落率は0.9%で、過去1年7カ月で最大だった。

同日はアジア通貨が対米ドルで軒並み下落。台北市場では外資によるまとまった元売り注文を受け、台湾元が取引終了にかけ下げ足を速めた。
6日付工商時報によると、市中銀行の為替責任者は「米ドルが強含んでいる。台湾元が韓国ウォンやシンガポールドルに迫る下げ幅を記録したのも意外なことではない」と述べた。同日には韓国ウォンが0.96%、シンガポールドルが0.97%対米ドルで下落した。
市場関係者は、ドル高基調が続く中、短期的には台湾元相場は32元前後でもみ合うが、その後は32.5元を目指す展開になると予想した。
6日は前日比0.7元上昇し、1米ドル=31.998元で午前の取引を終えた。
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