ニュース 金融 作成日:2015年1月6日_記事番号:T00054704
金融持ち株会社、国泰金融控股(キャセイ・フィナンシャル・ホールディングス)の李長庚総経理は5日、子会社の生保大手、国泰人寿保険(キャセイライフ)を通じてインドネシアのマヤパダ銀行に3兆5,200億インドネシアルピア(約330億円)を出資し、株式40%を取得すると表明した。今後、2段階に分けて株式の取得を進める方針だ。6日付工商時報が報じた。
1989年創業のマヤパダ銀は現在175支店を展開する中堅行で、資産規模は25億米ドル。中華系のマヤパダ・グループを最大株主とし、同グループの創設者ダト・スリ・タヒル氏が国泰金の蔡宏図董事長と交友関係にあることから今回の提携につながった。
李総経理は、インドネシアの法規によりマヤパダ銀への出資は40%以下に制限されるため、国泰人寿が同行の最大株主となるが、経営権を獲得することはないと説明。一方で、同行への出資により国泰金はインドネシアにおける資産管理、保険コンサルティング業務などへの参入が可能になると語った。
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