ニュース 商業・サービス 作成日:2015年1月6日_記事番号:T00054707
台中の百貨店業界の2014年売上高は前年比8.1%増の547億2,000万台湾元(約2,000億円)となり、ここ5年で最高だった。6日付経済日報などが報じた。
台中の百貨店大手4社は年初の4連休、さまざまな販促イベントを開催し、前年同期比10〜60%の大幅増収となった(中央社)
新光三越百貨の台中中港店の14年売上高は前年比6.3%増の168億元で、中部市場の30.7%を占めた。
遠東百貨(ファーイースタン・デパートメント・ストアズ)の台中大遠百(トップシティー)は前年比8.8%増の108億元で、オープンから3年で初めて100億元を超えた。遠東百貨の全土10店でも初の100億元突破だ。
中友百貨は前年比6.8%増の88億3,000万元、広三そごう百貨は9.6%増の72億2,000万元だった。広三そごうは、食品安全事件の頻発で自炊する人が増えて小型家電が、ウオーキング流行でスポーツ用品がよく売れたと分析した。
台中の業界関係者は、昨年は各店で▽高級ブランド品▽スポーツ用品▽家電▽食品▽乳幼児用品▽飲食店──が軒並み前年比10%以上成長したと指摘した。
今年の台中の百貨店業界は、景気回復、株式市場の安定、政府の企業に対する賃上げ呼び掛けで消費者の信頼感が回復し、前年比5%以上の成長が予想されている。
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