金属筐体最大手、可成科技（キャッチャー・テクノロジー）が５日発表した昨年12月の連結売上高は前月比8.9％増、前年同月比54.7％増の60億4,500万台湾元（約230億円）で、３カ月連続で過去最高を更新した。アップルのスマートフォン、iPhone6人気の恩恵を受けた。６日付経済日報が報じた。
昨年第４四半期の連結売上高は前期比17％増、前年同期比29.7％増の170億1,400万元で３四半期連続の過去最高、昨年通年は前年比27.8％増の552億7,700万元と５年連続で過去最高を更新した。
同社は、第１四半期は春節（旧正月、今年は２月19日）連休があり営業日数が少ないが、携帯電話、ノートパソコン向け需要は非常に強いと指摘した。
同社は５日、中国江蘇省で昨年設立した可発科技（宿遷）に9,900万米ドル増資すると発表した。外資系証券会社は、増産でＣＮＣ（コンピューター数値制御）装置が２万台に増えると予測した。
